唐揚げそばというと我孫子の弥生軒が有名ですが、よく見ると結構いろいろなそば屋で出しています。そんな唐揚げそばを4軒食べ比べしてきました。
そば処@北千住駅ホーム
トップバッターは北千住駅のホームにあるそば処です。何の変哲もない立ち食いそば屋ですが、メガモリ鳥唐そば・うどんのポスターが目を引きます。
ゲソ天そば390円や肉そば410円より高い500円です。期待が高まります。
店外にある食券販売機で食券を買います。ボタンは意外と控えめの2段目最左列でした。この販売機での最高値チケットになります。
メガモリ鳥唐そば
メガモリと言うだけあって唐揚げが6個も乗っています。このお店、かけそばが250円ですので、唐揚げ6個で250円というのはすごく安いのではないでしょうか。
そばとつゆはいわゆる立ちそばスタンダードです。そばは茹でそばですがそんなにぐずぐずにはなっておらず、普通に食べられます。唐揚げが揚げ置きで冷たくなっているのがちょっと残念でしたが、味自体はジューシーな唐揚げで、単品としても成立するものです。つけ汁の味も染みていて、唐揚げ単体の味のバランスも悪くありません。
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大江戸そば
こちらは首都圏でいろいろな所の駅構内にある大江戸そばです。多くの店にジャンボ鶏からあげそばのメニューがあります。大きな唐揚げ1個乗せで470円です。
その他のメニューはオーソドックス。一番の高級品は鴨そばの480円ですね。
ジャンボ鶏からあげそば
かなり大きな唐揚げがデンと乗ったそばが出てきました。
そばとつゆの味はこちらも立ちそばスタンダード。そばは茹で麺ですが結構コシがあります。つゆは江戸前のちょっと濃いめの味です。
唐揚げは柔らかい胸肉に味を染み込ませて、カリッとしたクリスピーな食感の衣で揚げてあります。我孫子の弥生軒にインスパイアされた感じです。本家が遠くて行けない人は、こちらで同じ雰囲気を楽しめます。
松乃屋
とんかつの松乃屋でもそばを扱っています。さすがにとんかつそばはありませんでしたが、からあげそばはメニューにありました。
メニューカテゴリーはかけそば+トッピングとなります。単品だと450円、かけそば+160円という設定です。
唐揚げそば
こちらは中くらいの大きさの唐揚げが3個乗っていました。この大きさの唐揚げ3個で160円はまぁまぁかな。嬉しいのは、揚げ物がウリの松乃屋なので、唐揚げが揚げたてで乗ることです。アツアツの唐揚げを頬張りながらそばを食べられるのは今のところここだけです。
そばはおそらく冷凍麺のもちもちしこしこした麺で、決して悪くありません。茹で麺の駅そばに比べると頭一つ出た感じです。つゆはちょっと濃いめですが悪くありません。唐揚げが5個乗っていたらパーフェクトでしたが、これはこれで良くまとまっています。
我孫子弥生軒
やっと真打登場です。これを食べるために我孫子まで足を延ばす人もいるというぐらい人を引き付ける唐揚げそばです。
裸の大将こと山下清さんがアルバイトをしていた事でも有名な弥生軒は、さすがに唐揚げそばがウリなだけあって、唐揚げ1個入りと2個入りがあります。唐揚げ1個入り440円、2個入り600円です。
唐揚げそば
せっかくなので唐揚げ2個入り。大きな唐揚げなので2個乗せると丼からはみ出してしまいます。
麺はちょっと太くてもちもちした食感の麺です。唐揚げのクリスピーな食感と良くマッチしています。お店として、唐揚げそばが美味しくなるように麺やつゆをコントロールしているようです。唐揚げは揚げ置きですが、衣がクリスピーなのでクタッとはしませんし、つゆがアツアツなので乗せられた唐揚げが丼の上で温まります。
やっぱり、この唐揚げそばの為に我孫子で途中下車する人がいる人がいる事が分かる貫禄の美味しさでした。
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