巣鴨でお友達との待ち合わせなどで使っていて大好きな伯爵という喫茶店が有るのですが、池袋にも系列店が有りました。
珈琲伯爵 池袋北口店
実は池袋の伯爵は北口店と東口店の２店あるのですが、僕が行ったのは北口出口を出てすぐの北口店。地下は激安居酒屋の大都会です。
前回は大都会を堪能しましたので、今回は階段を上がって伯爵にお邪魔してみましょう
外観
外観は巣鴨店ほどの謎なゴージャスさはありませんでしたが、やはり昭和レトロな感覚が溢れる調度となっています。店内に入ると左側は喫煙エリア、右側が禁煙エリアになっています。禁煙エリアは全部で１０席ぐらいでこじんまりとした感じです。喫煙席は４人がけのテーブルがたくさん並んでいて、広々とした感じです。
ケーキセット
メニューは巣鴨店とほぼ同じ。各種ドリンクの他、ケーキセット、ピラフセット、スパゲティセットなどが揃っています。
ケーキセットは、メニューにはレアチーズケーキと、チョコレートケーキと、マロンクリームケーキとミルクレープが載っていて、ミルクレープを頼もうとしたのですが、この日はチョコレートケーキとマロンクリームケーキしかないとの事。日替わりで２種類づつ用意されているようです。そういえば巣鴨店でも同じようなやり取りをしたことがあったような。
ダージリンティー
紅茶はリーフティーをフレンチプレスのポットに入れて出て来る本格的なものでした。フレンチプレスは紅茶用じゃないという話もあるのですが、昭和の喫茶店らしくて好きです。
ダージリンティーの香りもちゃんと出ていました。
マロンクリームケーキ
ケーキセットのマロンクリームケーキは意外に甘さ控えめで大人の味。でも、いかにもどこかのケーキ屋さんで大量生産して届けてくるような作りと味ではあります。
そんな感じも全体の昭和的な店の雰囲気にマッチしてしまいます。
なによりも、伯爵の良い所はいくらでも居られるところ。実はこの日、次の待ち合わせへのインターバルで１時間ちょっと時間が空いてしまったのですが、そんな時、普通の喫茶店だと飲み物がなくなった状態での時間が長くなるとだんだん気まずくなるものですが、このお店はそんなお客さんの最後のカップは下げることをせずに、ちゃんと居場所を残しておいてくれるのが嬉しいところです。
今回席がカウンターの前だったので、店員さんがひっきりなしに通るのですが、店員さんどおしが交わす会話もざっくばらんでちょっとダルダルな感じで、その緊張感の無さが逆に心地よくなる感じでした。
こういう喫茶店はずっと残っていってほしいです。
過去の喫茶店巡り
