昭和っぽい喫茶店って良いですよね。ドリップコーヒーと、サンドイッチとかエビピラフのセットで無駄に時間を潰すのが好きです。
巣鴨 伯爵
山手線の北側、駒込、巣鴨、大塚あたりは、そんな喫茶店が探さなくても目に入ってきます。巣鴨駅前の伯爵もそんなお店。
今までは、飲み物だけか、せいぜいケーキセットでしか入ったこと無いのですが、今回はちょうど晩御飯の時間帯だったので、ご飯物のセットにしてみたいと思います。
メニューはこんな感じ
セットメニューは店外の看板にも出ていますので分かりやすいですね。スパゲティセットとピラフセットは850円のようです。まぁまぁお手頃なお値段です。
店内のメニューを見たら、この他にサンドイッチのセットもあって、それだと、種類によって700円から750円でした。
スパゲティセット
看板だとミートソースとタラコしか無いように見えましたが、店内のメニューを見たら、ツナクリームも有るようです。
ピラフセット
ピラフセットも定番エビピラフの他に、チキンピラフとドライカレーも有る様子。
結構悩みましたが、ここは昭和ド定番のエビピラフとブレンドコーヒーにしました。コーヒーは食後にもってきてもらうように注文です。
なお、このお店、入ってすぐの15席ぐらいが禁煙席、奥の70席ぐらいが喫煙席になっています。昭和テイストの喫茶店だと喫煙可がデフォだったりするので、分煙になっているのは嬉しい配慮です。(全105席って書いてあるので、喫煙席がもっとあるのか、別室があるのか)
ちなみに喫煙席から更に奥に行くと裏口が有るのですが、裏口を出ると、スナックなどが立ち並ぶ夜の繁華街です。
店内
店内は絵画や彫刻が並べられていて、ヨーロッパを意識した内装になっています。お花も豪勢ですね。
カウンターまわりもこんな感じの昭和な感じの内装。椅子も臙脂色のモケット張りで落ち着いた雰囲気です。
エビピラフ
10分ほど待ったところで、こちらのエビピラフが運ばれてきました。サラダとスープ付き。サラダにはちょっとすっぱめのフレンチドレッシングが既にかけられています。スープは塩分薄目の優しい味のコンソメスープでした。
エビピラフは、いかにも昭和の喫茶店らしいものでした。でも、市販の業務用ピラフを電子レンジで加熱したものではなく、このお店で作っているような気がします。確証はなく、何となくですけど。エビは大きめのむきエビが3-4個入っていました。
ちょっと写真がボケていますが、ピラフは結構パラパラに仕上がっていて、しかもあんまり油っこさは感じられない、美味しいものでした。
食後のコーヒー
コーヒーは、あとひとくちでピラフが終わるというタイミングで配膳されました。カウンターから見える席だったので、ウエイターがたまに視線を送ってくるのが見えました。こちらもピラフが残り1/3ぐらいになったタイミングでドリッパーにお湯を注ぎだしていたのを見ていました。じっくりと時間をかけて丁寧にドリップしていました。
昭和の喫茶店らしい、苦みばしったコーヒーでした。スタバやドトールのエスプレッソマシンを使った苦味を抑えたコーヒーも美味しいけど、敢えて苦味を前面に出したドリップコーヒーも、特に食後の一杯は美味しいものです。
たまにはこんな夕ごはんもオツなものだと思いました。
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