夏野菜の代表選手とも言えるゴーヤチャンプルー。これも知り合いがグリーンカーテンに育てていたゴーヤを頂いたもので作りました。レシピとは言えない簡単な料理ですが、豆腐の下処理がポイントです。
ゴーヤチャンプルー
沖縄料理の代表格とも言えるゴーヤチャンプルーです。チャンプルーというのは、野菜や豆腐を炒めた料理の事を指します。素麺を入れるとソーミンチャンプルーですね。暑い沖縄ではゴーヤの苦味が食欲を増すということで、チャンプルーの中でもポピュラーなメニューになっています。
ゴーヤはビタミンCが特に多く、苦味成分のモモルジシンは消化液の分泌を促す働きがあり、夏バテ予防にぴったりです。一緒に炒める豚肉はビタミンBが多いので、夏にピッタリのスタミナ料理になります。
材料
ゴーヤ 1本
木綿豆腐 1丁
豚肉 50-100g
にんにく 1かけ
卵 2個
中華だし 大さじ2
黒胡椒 適量
作り方
ここには豆腐が2丁ありますが、はっきり言ってゴーヤ1本に豆腐2丁は多すぎでしたので、1丁で丁度よいと思います。
豆腐の下ごしらえ
チャンプルーには普通ぎっちり詰まっている島豆腐を使います。本土では島豆腐はなかなか手に入りませんし高いので、木綿豆腐で代用します。チャンプルーのように炒めても崩れず、水っぽくならないためには、豆腐の水分をある程度抜く必要があります。
このためには、豆腐を茹でるかレンジでチンして、一度加熱する必要があります。
レンジでチンする場合は600Wで2-3分温めます。カレー皿のように水分を受け止められるお皿に入れて温めると、お皿に水がたっぷり溜まります。この水分を捨てることで豆腐がみっちりと固くなり、味も濃くなります。
炒める
こちらが卵とにんにく以外の材料。まずは豚肉とにんにくから炒め、火が通ってきたらゴーヤを入れ、全体に日が回ったところで豆腐を入れて炒めます。
フライ返しを入れて、豆腐を崩すように炒めてしまって構いません。一度火を入れて締めてある豆腐はそんなにボロボロにはなりません。
最後に中華だしと黒胡椒を入れて味を整え、最後に卵を溶きながら回し入れ、全体をまぶすように炒めます。
最後に卵に火が通ったら完成です。
完成
メインの工程は炒めるだけですので、20分ぐらいで出来上がりました。手頃ですし、栄養たっぷりですので、暑い日のスタミナ補充にいかがでしょうか。もちろん、お酒が飲める人ならキンキンに冷やしたオリオンビールとの相性はバッチリです。
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