お盆休み期間、巣鴨でお昼にしようとしたら、個人経営店はどこもお盆休みに入ってしまっていて、行こうと思っていたお店に3軒続けて振られた後にやっと見つけた開いていたお店でした。素朴で庶民的な洋食屋です。
洋食フランス亭
巣鴨の洋食フランス亭は老夫婦が経営しているこじんまりとしたお店です。4人がけテーブル3脚、カウンター席4席の定員16人、と思ったのですが、食べログだと19人になっています。テーブル4脚あったかな。いづれにせよ、こじんまりとしたお店です。
お昼のランチタイムは、ランチセットのみの提供となり、この日はハンバーグとポークカツレツの2種類でした。食べログの写真を見ていると、おそらくランチの定番メニューとなっているようです。夜は若干高くなると共にメニューの数が増えますが、それでもほかはオムライスとビーフシチューぐらいで、メニュー豊富なお店ではないようです。定番メニューで真面目に攻める店のようです。
ランチのスープ
最初にランチのスープが出てきました。定番のオニオンスープです。ちゃんと作ったコンソメでした。妥協のない仕上がりでした。
ハンバーグランチ
5分ぐらい待っていたら、ハンバーグが出てきました。大ぶりの手こねハンバーグに、デミグラスソースがたっぷりとかかっています。付け合せはナポリタンと千切りキャベツとトマトにパセリという街の洋食屋さんの定番。
ナポリタンが、ちょっと柔らかい中太麺に甘めのケチャップが絡んでいて、まさしくナポリタンのど定番。このナポリタンは夜のメニューにはあるみたいです。これのために夜来るのは有りかもしれません。でも夜に来たらオムライスを頼んじゃうかな。
ハンバーグは厚みも十分にあり、ボリューム満点です。たっぷりのデミグラスソースに隠れてしまっていますが、ハンバーグの上にはスライスチーズも乗っています。
ハンバーグは最近流行りの肉汁を仕込んでおいて、切った途端にジュワーというタイプではありませんが、適度に脂身を含んだひき肉を柔らかくまとめてあって、大きさも厚みもたっぷりとあるので、肉を食べている満足感は十分に味わえます。デミグラスソースもコンソメスープと同じく、妥協なく仕上げられていて、ハンバーグの味を存分に引き出していました。
他の店がお休みだったので、苦し紛れに入ったお店では有りますが、思いの外美味しく、また来たいと思わせるお店でした。
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