冷凍のエビむき身を使った海老真丈のレシピです。フードプロセッサーで空気を含ませながら混ぜることでフワフワの食感になりました。
真丈は蒸したり、茹でたり、揚げたりして調理しますが、うちではもっぱら揚げています。蒸すようにするとよりローカロリーで仕上がります。
海老真丈
材料
海老のむき身(小) | 600g |
長ネギ | 1本 |
白身魚のすり身 | 1パック |
卵 | 1個 |
山芋粉 | 大さじ2-3 |
片栗粉 | 大さじ2-3 |
塩 | 適量 |
のり | 全形2枚 |
作り方
海老は解凍して余計な水は捨てる
冷凍むきえびは、サイズが小さいほど安くなります。今回は肉のハナマサで1kgパックのものを買いましたが990円でした。ただ、海老のむき身は鮮度を保つため、海水と一緒に冷凍してあります。パックにも「内容量1000g、正味重量700g」と書いてありました。3割は実際には使えない水分です。
解凍するとこの水分が出てきます。そのままミンチにしてしまうと水っぽくなってしまうので、必ずパックのままの状態で常温に置いておくか流水で解凍して、水分は捨てるようにします。急ぎの時は電子レンジの解凍モードを使って解凍します。
長ネギはざっくり刻む
この後、フードプロセッサーで刻みますので、ネギはこれぐらいざっくり刻めばOKです。
魚のすり身も加えてフードプロセッサーで刻む
魚のすり身も加えて、フードプロセッサーでミンチにしてゆきます。全体が混ざって、均一にミンチになるには3-4分回しておく必要がありました。フードプロセッサーによっては、連続運転時間が1-2分と短い機種もありますので、そういう機種の場合は何回かに分けて回します。
フードプロセッサーの刃が空気を取り込みますので、回しているうちに全体がホイップクリーム状になってきます。
片栗粉、山芋粉、卵、塩を加える
片栗粉、山芋粉、卵、塩を加えてさっくり混ぜます。むきえびによっては塩分が強いものが有りますので、ここでは塩分控えめにして、揚げ上がってから味見をして振り塩をした方が失敗が少ないかもしれません。ちなみに今回はここでは塩を入れずに最後に振り塩していますが、全体バランス的にはここで小さじ2ぐらいは塩を入れても良いように思えます。
磯辺巻き真丈
半分は磯辺巻きにするので、海苔を用意します。全形2枚を8等分にしていますが、この形からすると切ってあるおにぎり用の海苔とかでも大丈夫かもしれません。
海苔にタネを巻く
磯辺巻きの分はこんな感じにタネをのりで巻きます。揚げると少し膨らみますので、少し控えめぐらいの分量が良いです。
揚げる
180℃の油温で、きつね色になるまで揚げてゆきます。磯辺巻きでない分は、カレースプーン2本で形を作ります。まずカレースプーンにタネをすくい、もう一本のカレースプーンで表面を整形してから油の中にすべらせるように入れるとうまく行きます。
完成
揚げ上がったら、味見をして、味が薄かったら振り塩をして味を整えます。
冷めても美味しいので、御飯のおかず、お弁当のおかず、お酒のおつまみとオールマイティな一品です。
過去のレシピ