本来居酒屋の松戸大都会ですが、けっこう食事も充実しています。定食屋として見ても、格安の定食屋として使えます。
酒場大都会
知らないうちに、表の看板が少し変わっていて、酒場大都会と書かれていました。しかし、下の文言には「セルフ・激安・食堂」とあり、大衆食堂としてもやって行こうという気概は感じられます。
入り口を入って、地下に続く階段を下りてゆくと、お勧めのセットメニューなどが張り出されています。ビールが通常300円のところ、つまみと一緒に頼むと250円になるみたいです。
お店のコンセプト
お店のスタイルは、食券販売・セルフサービスです。店員は基本的に厨房の中にいて、フロアには出てきません。
券売機
券売機は、定食・つまみ・ドリンクが1台づつ並んでいます。以前はドリンク販売機が2台あったのですが、ドリンクメニューを絞り込んで1台にまとめたようです。以前はソフトドリンクがあったのですが、いつの間にか無くなっていて、アルコールメニューだけになりました。その代り、定食だけ頼む人向けにはお冷とコップの用意があります。食事類は定食の他、ラーメン、カレー、そば・うどんがあります。
今まで券売機は厨房と反対側のフロア隅にあったのですが、いつの間にか厨房カウンター脇にも券売機が置かれました。こちらの券売機は大型液晶とタッチパネルで、全メニューがタブで選べるようになっています。ただ、なぜか旧型の券売機で売っているメニューが新型券売機では売り切れになっていたりします。
ビールサーバー
これも前回行ったときには無かったもので、ビールの自動販売機になっています。省力化を進めて、ギリギリの激安価格を維持しようとする意欲の表れと思います。
店内
店内は昔と変わらず、ハイテーブルとハイチェアが並んでいます。立ち飲みではないけど、じっくりと腰を落ち着けてという感じではないです。
メニュー表
旧型券売機と同じ並びのメニュー表。このようにソフトドリンクは無くなっていました。酎ハイ180円、レモンサワー200円ですので、ドラム缶並みの安さです。
定食は500円から550円、カレーは350円、ラーメンが300円と消費税UPの値上げはされていません。
つまみも180円から350円とどれも激安です。
まぐろカツ定食
単品300円のまぐろカツを使った定食です。定食にはご飯と味噌汁、漬物が付きます。
まぐろカツは冷凍品と思われますが、くせのないさっぱりした味でした。
揚げ油はよく管理されているようで、さっくり揚がっており、くどさがありません。
追加で軟骨の唐揚げも注文しました。しめて680円です。
ちょっと残念に思ったのは、ご飯のお米と味噌汁の味噌がちょっとおざなりな感じがしたことです。松屋や吉野家はご飯のお米や炊き方、味噌汁の味噌もちゃんと気配りしているのだなと逆に感心しました。
煮込み定食
別の日に訪問した際は煮込み定食にしました。単品300円の煮込みにご飯と味噌汁と漬物・昆布の佃煮のセットです。
煮込みは味が濃いのと汁気が多いので、ちょっと残念なご飯でも気にせずに食べられます。汁もの系の定食の方がこの店には合っているようです。
この日は追加でハムカツ。いかにも大衆居酒屋のハムカツといった厚さで、ハムのちょっとチープな味も良い感じです。
大都会は基本24時間営業でいつでも行ける気安さがあります。
これからも結構利用しそうです。
過去の食レポ