一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗数を増やし、吉野家、松屋、すき屋、なか卯に続く第五極になりそうだった東京チカラめしですが、その後すっかり勢いがなくなり、現存店舗は7店のみ。今回そんな絶滅危惧種の東京チカラめしに行く事が出来ました。
東京チカラめしという名前なので、関東の店舗が多いですが、大阪にも二店舗あります。
東京チカラめし
メニュー
メニューは街の定食屋のような感じです。メインメニューの牛丼も焼いて出すぐらいですので、他のメニューも焼いたり揚げたりする手間がかけられるのです。それ故に厨房に人がいるし、人件費比率が増えてしまって他の牛丼チェーンとの戦いに敗れてしまった訳ですが、ユーザーにとってはメニューが豊富なのはうれしいことです。
券売機
最近のファストフードでおなじみの大型タッチパネルの券売機で食券を買います。
それぞれのメニューにごはんありとごはんなしがあるのですね。から揚げ定食はタレによって8種類もあります。厨房は大変だと思いますが、選択肢が多いのは面白いですね。
自家製唐揚げ定食
注文したのは唐揚げでは一番ベーシックな自家製唐揚げ定食です。から揚げが6個、ご飯は丼に軽く一杯、それに味噌汁が付きます。これで600円はかなりお安いです。
唐揚げにはしっかりとタレの味がしみ込んでいて、何もつけなくても十分に味があります。衣はカリカリで中はジューシーで柔らかく、理想的な唐揚げになっていました。
味変用には辛みタレやソースが並んでいます。キャベツやサラダ用にはドレッシングが2種類用意されていました。
キャベツにシーザードレッシングをかけてみましたが、このドレッシングもかなり優れもので、美味しかったです。欲を言えば、キャベツの量がもう少しあったらうれしかったです。
白いご飯によく合う唐揚げでした。全店撤退する前にあと何回か通っておこうと思います。
元チカラめしだった店舗は今は家系ラーメン屋に変ったところが多いようですね。多くの店はマックグループと言う外食チェーンに譲渡されたそうです。