以前、豚肉のサガリ(横隔膜)で炒め物を紹介しましたが、この時は1kg入りパックを買いましたのでたっぷり残りました。今度はトマトで煮てみました。
豚のサガリのトマト煮
材料
材料はこんな感じ、豚のサガリ400gぐらいと、人参一本、玉ねぎ一個、ピーマン3個、しいたけ3枚です。あとはトマトの缶詰一缶、味付けはコンソメと塩胡椒です。
出来上がった後の味見で、いんげんかひよこ豆が入っていたらもっと美味しく出来た感じがしましたので、入れられる人は入れて下さい。
作り方
豚のサガリは一口大に切る
豚のサガリは一口大に切ります。サガリは柔らかいので、包丁でスパスパ切れると思います。
根菜と肉とトマトを鍋に入れて煮る
ちゃんと料理を作る人だと、最初に玉ねぎをオリーブオイルで炒めたりするのでしょうが、僕はズボラなので、最初から材料を鍋に全部入れて煮始めてしまいます。トマト缶一缶だけだと水分が足りない場合は、赤ワインか日本酒を200mlぐらい加えると良いと思います。
弱火で1時間程度煮る
煮立ったら、浮いてきたアクをざっと掬ってから火を弱火にして蓋をして、コトコトと1時間ぐらい煮ます。
ピーマンとしいたけを加えて更に煮る
ベースが出来上がったら、ピーマンとしいたけを加えて、更に20分ー30分ぐらい煮ます。
最後にコンソメと塩胡椒で味を整えれば出来上がりです。
完成
煮ている間は焦げないようにたまにかき混ぜれば良いだけですので、簡単にできるメニューです。
完成はこんな感じ。サガリに入っていた豚の血も一緒に煮てしまったせいか、微妙に東欧から中東の味になってしまったので、クミンなどのスパイスを入れたり、ひよこ豆やインゲンを入れるとそれっぽい味になるのでは無いかと思います。
という訳で、缶詰のミックス豆(ひよこ豆、赤いんげん、青えんどう)を投入して、煮てみました。
缶詰のミックス豆(110g入り)を鍋に入れて煮直した後で、クミンパウダーを小さじ1ほど振ってみました。
出来上がりはこんな感じで、殆ど見栄えは変わりませんが、豆の香りとクミンの香りが豚のサガリのクセのある匂いと調和して、明らかに東欧から中央アジアの味になりました。
東欧を強調するなら、更にプレーンヨーグルトを入れるのも有りだと思いますが、あんまりいじると訳がわからなくなるのでやめておきました。
この料理、冷めても肉が固くなりにくいので、お弁当にも入れることが出来ます。ただ、汁物なので、こぼれないような容器に入れて下さいね。
過去のレシピ