今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
最近、公私共に良くないことがたくさん起きるので、厄落としのために、ちょうど誕生日に滝行をしてきました。誕生日がGW中だと、何かをやるには良いですね。
滝に行く道は初夏の景色がまぶしかったです
今回は、主目的は厄落としの滝行でしたが、滝に行く途中の道から見える花に癒やされました。
八重桜とモミジ
標高が高いので、少し気温が低いせいか、八重桜がまだ満開でした。そして、もみじの若葉の萌黄色が綺麗です。
モミジ
この季節のもみじは、萌黄色だったり、オレンジ色だったり、燃えるような真っ赤だったり。いろいろな色で楽しませてくれます。
ツツジ
つつじもちょうど盛りでした。ピンク色の他にも黄色や白、色とりどりです。
お茶
僕の誕生日はちょうど八十八夜。新茶の芽が摘み取られるのを待っていました。
夕日の滝
そんな風に道を楽しんで歩いているうちに、目的の夕日の滝に着きました。
この滝は、箱根の山の外輪山となる金時山の麓、標高400mの位置にある滝です。高さは23mあり、一直線に滝壺に落ちてきます。
夕日の滝の名の由来は、午後に滝口に日が沈むとのことですが、夕方というより、午後2時頃のようですね。これは午前11時半ごろの写真です。滝口にちょうど日が差して、滝上の若葉がきれいです。
いざ滝行
滝行の作法は以前、何回か書きましたので、今回は省略します。
以前の記事を参考にして下さい(褌姿の写真がありますので、そういうのが苦手な人はご注意下さい)
水行
不動明王への安全祈願、舟漕ぎ、九字切りなどの儀式を行い、滝に挨拶をすると、滝に入る前に滝壺に全身を沈めます。真冬だとこの時に身を切る痛いような冷たさを感じますが、今の季節だとまぁ冷たいですが大丈夫です。
入滝
今回の滝行では、滝の水の勢いの一番強いところを狙って、10分ぐらい入っていられるようにしました。23mの高さから落ちてくる水の勢いは強烈で、脳天が痛くて耐えきれなくなるほどでしたが、しばらくすると慣れてきます。
滝行に慣れている人だと、だんだん感覚が抜けてきて、無を感じることができるそうですが、残念ながらそこまで純粋にはなれませんでした。しかし、滝の水のこと以外は頭の中から抜けて行く感じはしました。
残念ながら10分を越えたぐらいのところで低体温症になってしまい、体が震えて来てしまったため、ここで切り上げて滝行を終えました。
滝の中から撮影した画像です。こうやって見ると、雷雨の中みたいですが、これはかろうじて景色が写っているシーン。大部分は水しぶきで真っ白になっています。
滝に入った後は、滝の下に有る「金太郎の力水」を飲んで体を落ち着かせます。天然バナジウム水で滝行で緊張していた体をほぐしてくれます。
滝行の後は、温泉に入ったみたいに肌がすべすべツルツルになりました。
さて、厄落としをした今年の誕生日、運気は上昇するのでしょうか。