千葉県北部って、養豚場が各地にあって、ブランド豚がたくさんあるのですが、そんな千葉県のブランド豚を手軽に食べられる、気さくなとんかつ屋さんが家の近所に有りました。
恋する豚のあじて
あじては新京成線の八柱か、武蔵野線の新八柱から歩くと10分ぐらいかかる場所です。自宅からは自転車で15分ぐらいとなります。以前紹介したかつ徳に比べると遠いので平日ランチに訪問することは出来ないのですが、業務後にちょっと出かけるとすぐに着きます。最近は昼は暑すぎて自転車に乗るのも大変なので、夜に訪問しました。メニューは昼夜で変わらないことはチェック済みです。
メニュー
メニューのメインはとんかつですが、豚のブランドによって値段が違います。一番の推しは恋する豚のようです。
恋する豚は成田空港の近くの香取市に養豚場をもつ畜産家が作るブランド豚です。HPを見るとずいぶんこだわりを持って育てているようですね。もう一つのブランド豚として東の匠があります。こちらも成田市に養豚場をもつブランド豚ですね。
単品も有りますが、晩御飯として伺っているので、定食にしました。
前回東の匠を食べたので、今回は奮発して恋する豚の肩ロースにしましょう。
使う部位が微妙に違っていて、恋する豚はヒレと肩ロース、東の匠はリブロースとロースになっています。これには理由があるようで、恋する豚は赤身が旨く、東の匠は脂身が旨いという事のようです。
あじてのこだわり
あじてというのは味亭から転じているのかと思ったら、フランス語で落ち着かないという意味なのだそうです。確かに店主さんはちょっとわちゃわちゃ店内を駆け回っていました。揚げる油も米油を使い、ソースや塩にも拘っているそうです。
キャベツはおかわり自由
定食はキャベツとご飯はおかわり自由です。そしてキャベツのボールは注文したらすぐに持ってきてくれるので、サラダ代わりに先に食べながら待つことが出来ます。
恋する豚肩ロースカツ
待つ事10分ぐらいで恋する豚肩ロースカツがやってきました。肩ロースはロースやリブロースに比べると、赤身が多いのが分かります。やはり、赤身の恋する豚、脂の東の匠なのでしょうか。
赤身が多い肉ですが、赤身のところも柔らかく、肉の味が良いです。なんて言えば良いのか分かりませんが、「肉!」って感じです。一方で、とんかつの醍醐味の一つの脂の塊は全くありません。
つけあわせ
つけあわせは大根の煮物でした。今回ご飯をお代わりしたのですが、こういう小鉢があると、変化が付いてご飯をたくさん食べられますね。
メニューにちゃんと「最初は塩で味わってください」とあったのに、最初に全体にソースをかけてしまいました。でもソースも自家製ないし自家ブレンドのようで、とんかつにすごく合っていて美味しかったです。
お子さんも美味しくて感動
おひとりさまテーブルの前にはお子さんが書いたらしい「うまいあじてのとんかつ」と書かれた額があるのですが、これ、来店したお子さんが美味しさに感動して書き残したものなのだそうです。それをこうやって飾っておくセンスが良いと思います。
恋する豚の赤身の美味しさは堪能できたので、次はより赤身
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