地元の更に路地奥にとんかつ屋をカンバンにしている飲み屋が有りました。ランチ営業もあったので、ランチでお邪魔しました。
とんかつ味の里
とんかつ味の里は、新京成線の五香駅を降りて3分ほど歩くと到着します。駅前商店街の反対側の寂れた出口の上、大通りを通り過ぎて少し路地を入った所に有ります。周りは住宅街です。ランチタイムは日替わりのランチメニューが4種類ほど、黒板に書かれています。
メニュー
ランチメニューのほか、夜の居酒屋メニューも終日対応してくれるようでした。昼におそばを頼んでいる人もいましたし、昼からビールを飲んでいる人もいました。こういうゆるくて自由な感じが小さな街の古い店によく有ります。とんかつ屋ののれんは出ていますが、このメニューを見るとなんでも作ってくれるようですね。
店内
店内は4人がけのテーブルが4脚、厨房に向かい合うカウンターと厨房というこじんまりとした居酒屋の標準スタイルです。
とんかつ定食
ランチメニューにラインアップされているメニューはグランドメニューより100−200円安くなるのがメリットです。この日のランチメニューは
- 唐揚げ定食 900円
- とんかつ定食 900円
- ハンバーグ定食 800円
でした。グランドメニューだと、唐揚げ定食1000円、ハンバーグ定食1000円、とんかつ定食1250円となりますのでお昼はかなりお得です。
とんかつは厚さはさほどありませんが、お皿からはみ出すぐらいの大きさが有ります。かなりのボリュームです。たっぷりの千切りキャベツときゅうりの漬物、付け合せのナポリタンが付いています。昭和テイストの定食です。
ソースはテーブルに常備されてはおらず、とんかつを頼むとテーブルに届けてくれます。粘度の低いサラッとしたソースでした。
とんかつの揚げ具合は絶妙で、提供された直後は切った面が僅かにピンク色になっていました。時間が経つと余熱で徐々に白くなってゆきました。肉は柔らかく、豚肉の味がジューシーです。900円のとんかつ定食としてはレベルが高いと思います。
付け合せのきゅうりの漬物とナポリタンもきちんと仕事をしていました。ナポリタンはお約束の太めの柔らかい麺を甘めのケチャップで炒めたもの。昭和のナポリタンでした。地味な飲み屋のランチ営業ですが、こういうお店が良いんですよね。
その他の食レポ