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食レポ 松屋のマッサマンカレー

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松屋で2月2日にタイカレーの一つであるマッサマンカレーが発売されました。 

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マッサマンカレー 

マッサマンカレーはタイカレーの一種ですが、グリーンカレーやレッドカレーと異なり、タイの中でもイスラム教徒により作られたカレーと言われています。タイの中でイスラム教徒が住むのは南部ですので、マレーシアに近い感じ、となるとペナン料理に近いのかもしれません。スパイスはタイカレーに多い青唐辛子やコブミカンなどのハーブが効くものではなく、ローリエ、カルダモン、シナモン、八角などを使うそうです。ココナッツミルクを使うところがタイカレーらしいところです。

www.matsuyafoods.co.jp

松屋の全力推し

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松屋の店外は、大きな幟やポスターがたくさん貼られ、最近にない全力推しの姿勢です。

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かなり待つことを覚悟すべし

ここまでの推しメニューなので、来店者の半分ぐらいの人が注文していました。カレーであれば、鍋から皿に移すだけなので、調理時間はかからないともうのですが、初日であったせいか厨房内がテンパっており、食券を買った時点で提供待ちで並んでいる食券が10枚以上ありました。その後、提供に1件3分ぐらいかかっていて、出てくるまで16分待ちました。ファストフード店の松屋としては異常事態なのです。調理手順は想像するしか無いですが、おそらく注文が入ると一人分づつ鶏肉とカレーを小鍋に入れて5分ぐらい温めなおしているのではないでしょうか。通常、牛めしの人がメインで1/5ぐらいの人がカレーであれば良いですが、半分がカレーを頼む日のしかもお昼時だと、厨房がパンクするのだと思います。

ココナッツミルクが香るでも和風のカレー

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16分待ちに待って出てきたのがこちらです。松屋のイベントカレーでは常の、ご飯がお皿に盛られ、カレーは鉢で出てくるスタイルです。松屋ですので味噌汁もついてきます。

ココナッツミルクの香りは強い

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カレーは辛さ控えめ、ココナッツミルクが香ります。タイカレーであればナンプラーやタマリンドソースなどが入るので、東南アジア系の味と香りも加わるのですが、それは殆どせず、どちらかと言えばココナッツミルクの香るバターチキンカレーと言った感じの味です。あと、マッサマンカレーにつきもののピーナッツやカシューナッツも入っていません。感想としてはこちらのタイ料理アカウントのコメントが秀逸です

マッサマンカレーとはちょっと違うけど、でもこれはこれでおいしい

鶏肉たっぷり

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マッサマンカレーは鶏肉が煮崩れるまで煮るのですが、松屋のマッサマンカレーはゴロゴロした鶏もも肉の塊が入っています。これは松屋お得意の、シュクメルリやカチャトーラやバターチキンカレーに使われた、柔らかくプリプリに茹でられた鶏もも肉だと思います。この鶏肉とカレーを小鍋に入れて温め直して提供していると思われます。マッサマンカレーは鶏肉を生から入れるので脂がたくさん浮くのですが、こちらは一度茹でているので、脂も少なめでヘルシーです。鶏肉は8個入っていましたので、鶏肉たっぷりでした。

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カレーのとろみは少なくシャバシャバした感じです。ご飯に味がよく染み込んで、美味しく食べられます。

これはこれでおいしい、でも空いている時間を狙うべし

結論としては「これはこれでおいしい」です。和風タイカレーだと思えばこれもアリだと思います。ただ、これは多分シュクメルリやカチャトーラの時も一緒だったと思うのですが、調理に時間がかかるので、お店が空いている時間、かつご自分に時間の余裕のある時が良いと思います。

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