以前もスマートウォッチの紹介記事を書いた事がありましたが、別のスマートウォッチを買ったのでレビューしたいと思います。前回のスマートウォッチのレビュー記事はこちらです。
今度のスマートウォッチは体温測定機能付き
今度の機種はこちらです。
Orphunが販売するこのスマートウォッチは普通のスマートウォッチの機能のほか、以下の機能があります。
- 「体温測定、温度計機能」
- スマートウォッチから直接通話可能
その他のスマートウォッチに標準的についている、心拍測定機能、血圧測定機能、万歩計機能、スポーツのトラッキング機能、睡眠監視機能などは当然のように付いています。
外観
箱の外観は一般的なスマートウォッチです。
外装
外装は中国から輸入したままの形。発送元は日本なのですが、倉庫で保管しているだけなのでしょう。
内容物
中には本体とバンドと充電ケーブルが入っています。バンドはおそらくApple Watch互換だと思いますが、まだ交換したことがないのでわかりません。充電ケーブルはクリップで充電用端子を接続するタイプなので、専用のものになります。
使用感
文字盤は6種類から選べますが、どれもセンスがイマイチです。全く同じ筐体、おそらく同じハードウェアのモデルでも、アマゾでもう少し高いモデルだと、サイトの表示でおしゃれな文字盤が出ているのもありますので、ソフトウェアが違うモデルが有るようです。
アプリ連携
アプリはWearFit2.0というソフトを使います。中華スマートウォッチは、今の所全部専用アプリを使うように要求してきます。
メイン画面
メイン画面では睡眠、心拍数、血圧、血中酸素、疲労、ヘルス週報、体温、免疫値のアイコンが有り、選ぶと、最新の値が表示されます。右上の「測定」と書かれている場所をタップすると、心拍数、血圧、血中酸素、疲労度を測定ます。また、この4指標はアプリの設定により、毎定時に測定を行います。一方で、免疫値、体温は測定したい時に測定開始を逐一タップしないと測定しません。
同じハードウェアを使っていると思われる機種で、ソフトによっては体温も定期的に自動測定するモデルも有るようで、アプリ次第なのかもしれません。
睡眠品質
スマートウォッチの標準機能として、どのスマートウォッチにも付いている睡眠監視機能、たしかによく寝たと思える時は深い睡眠の時間が長くなりますが、試しに2つのスマートウォッチを同時につけて寝た時はそれぞれの結果が全く異なっていましたので、あくまで目安という感じです。
心拍数測定
心拍数は1時間に1回の測定です。運動中でなければ、リアルタイムに測定している必要はあまりなく、1時間に1回で十分だと思います。
血圧測定
血圧も1時間に1回測定します。夜中の血圧はなかなか測りませんが、健康管理には必要ですよね。
歩数記録
歩数は時間ごとの累積が表示されます。また、ランニングやサイクリングは運動の開始時、終了時に入力すると、履歴と消費カロリーが記録されます。
体温測定
体温は本体かアプリから測定ボタンを押すことによって測定します。
手首の温度を測定しますので、脇の下や舌の下を測定する本来の体温計に比べると誤差が大きいですが、額で測定する非接触型の体温計に近い精度は出ていると思います。
この機能も、製品によっては定期的に自動測定する機種もあるようです。
スマートウォッチ本体で体温測定した際はこんな感じ。体温計だけで買っても2-3000円しますので、スマートウォッチとして使えて、体温も測れて4580円というのは安いと思います。
スマートウォッチのメニュー選択画面はこんな感じにアイコンがずらりと並ぶアップルウォッチ風のデザインになっています。
電話の発信・受信もできる
電話については、通常のスマートウォッチは着信通知しかしてくれませんが、この機種はスマホの連絡先と同期するので、発信操作もできますし、音声機能(マイクとスピーカー)を搭載しているので、スマートウォッチで通話をすることもできます。
音楽再生も可能ですが、音質はそんなによく有りません。
電池の持ちは良くない
この機種の最大の欠点は電池の持ちが良くないことです。普通スマートウォッチは1度充電すると1週間は使えるのですが、この機種は良くて2日しか電池が持ちません。その代わり、電池消費量が50%ぐらいなら、30分以内に満充電になります。睡眠監視を使うなら、お風呂に入っている間とか、30分程度の時間で毎日充電する必要があります。
まとめ
4580円という値段にたくさんの機能を詰め込んだスマートウォッチです。出社時に体温測定をしなくてはいけないけど体温計の携行は忘れがちという人には良いのではないでしょうか。
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