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Ubuntu系Linuxディストリビューション LinuxFx他

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実家のパソコンを定期的にメンテしていたのですが、Windows10にアップデート後、メンテして2週間ぐらいで「動かなくなった」とヘルプが入るようになったので、中古のWindows10のPCを購入し、旧PCを引き取ってきました。

古いPCにUbuntu系Linuxディストリビューションを入れる

引き取ってきたPCをそのままセカンドPCとして使っても良かったのですが、Windows10が不安定なのは確かそうなので、OSを入れ替えてみました。土台となったPCはこちらです。

www.lenovo.com

これの一番安いやつで、CPUはインテル® Celeron® B830 。買ったときはWindows8で、これを長い間Windows8.1で使い、つい最近Windows10 21H2に上げたばかりでした。Windows10はギリギリアップデート可能でしたが、Windows11にはハードウェア要件(CPUの世代)で入れることができません。

Ubuntu系のLinuxは重くなったとは言われていますが、まだまだWindowsより低スペックで動きます。

LinuxFxのベースとなっているKDEデスクトップ系で、CPUがデュアルコア、メモリ2GBが最低要件です。Linux MintのCinamonでも同じ、XubuntuのXfaceならメモリ1GBでも走ります。2023年1月でサポートの切れるWindows8.1を使っていて、Windows10に上げられないPCもUbuntu系ディストリビューションなら使用可能な可能性が高いです。

Ubuntu系Linuxディストリビューションいろいろ

LinuxFx

最終的に今入れているディストリビューションはLinuxFxです。これは、UIがほとんどWindows11を真似て作っているものなので、Windowsユーザーにはとっつきやすいディストリビューションです。無料版と有料版があるのですが、無料版では「有料版の機能を30日お試し」と書いてあります。使うときには「現在トライアルバージョンで動作中です」と出てきます。

一定期間(30日かかりませんでした)経過すると、「試用期間が終了しました」と出てきます。現在「試用期間終了後」の状態ですが、普通に使えていますので、特に問題なく使えそうです。

デスクトップ画面

ログイン画面やアイコン・ツールバーの位置などは本当にWindowsに寄せて作ってあります。またChromeが最初からインストールされていますし、wineもプリインストールで入っていますので、追加アプリはほぼ無しで使い始めることができます。その代わり、インストールパッケージは4.3GBもあり、DVDがほぼいっぱいの状態です。

Chrome BookだとChrome上で使っている分にはいいのですが、追加アプリがあまり無くて苦労することもあります。これに対して、Ubuntu系はかなりたくさんのアプリが用意されているので、Windows PC上でやっていたことの大抵のことはできます。

今回紹介しているディストリビューションはすべてUbuntuベースなのですが、LinuxFxは残念ながらベースが1個前の20.04LTSとなっており、サポート期限が2025年4月となります。それでもあと3年持ちますので、十分ですけど。

Lubuntu

こちらはLinuxFxを入れる前に一時的に入れたLubuntuです。LinuxFxほどWindowsをエミュレートした動作にはなりませんが、タスクバーの位置などはWindowsに近いので、Windowsユーザーには馴染みやすいです。プリインストールアプリは標準的ですが、KDE上で動いているので、コマンドラインを使わなくてもDiscoverから多くのアプリをインストールすることができます。

また、IntelのチップセットのWiFiをそのまま使っているモデルでは、追加インストールは何もしなくてもWiFiがセットアップでき、ネットワークにつなぐことができます。Chromeはプリインストールはされていなくて、追加インストールが必要です。FirefoxでChromeのサイトに行くと.debのインストーラーがダウンロードできるので、Discoverからインストールできます。

Lubuntuのインストールパッケージは2.6GBとコンパクトです。

Ubuntuは22.04LTSをベースとしており、サポート期限は2027年4月です。

Xubuntu

XubuntuもUbuntuベースのディストリビューションで、デスクトップ環境にはXfce を使っています。デフォルトのタスクバー位置はKDEのように下ではなく、画面の上部になるので、少し勝手が違います。

機能的にはLununtuと同じですがDiscoverはKDEの機能なので、GUIでソフトウェアをインストールするにはGnome softwere Center をインストールする必要はあります。

XubuntuのパッケージサイズはLubuntuと同じ2.6GB、最新バージョンにおけるUbuntuのバージョンは22.04 LTSで2027年4月まで使えます。

Ubuntu

UbuntuのUIに慣れてしまえば、本家Ubuntuをそのまま使うのが一番信頼性は高いかもしれません。

他のUbuntu系ディストリビューションの土台ですので、Intel系チップセットのWiFiドライバであれば、インストールなしにネットワークに繋がりますし、Firefoxなど必要なソフトウェアはバンドルされています。パッケージサイズは3.6GB。本家なので当然22.04 LTSが使えて、サポート期限は2027年4月です。

Chromebookとの比較

先日他の古いPCにChrome OS Flexを入れて、Chromebook化をしました。比較してみると

・ドライバ類はChromebookのほうが多彩?UbuntuではつながらなかったBroadcomのチップセットによるWiFiもChrome OS Flexだと繋がった(Ubuntuでも追加ドライバのインストールで接続可能になります)

・Chrome OS Flexだと、Chrome拡張機能以外のソフトウェアがインストールできない。Ubuntuだと、かなり多彩なソフトウェアをインストール可能。

なので、メールやブラウザしか使わないのであれば、Chrome OS Flex、他のソフトウェアを使うのであればUbuntu系のディストリビューションがおすすめとなります。僕のお勧めとしては、LinuxFxかLubuntuです。Windowsを使っていた人は移行に対して違和感がほとんどありません。

クリーンインストール後はUEFI起動に注意

これは、LenovoG580固有の問題かもしれませんが、Ubuntu系のディストリビューションをクリーンインストールする際に、パーテーションも切り直す場合、ブートローダーも書き換わってしまい、起動時にF2を押してもUEFI設定画面が開きません。大抵の設定は、コントロールパネルから行けますし、ブートドライブの切り替えは、起動時にF12を押下すれば選べますので、実質問題ありませんが、UEFI設定画面が開かなかった時はちょっと焦りました。おそらくWindows起動パーテーションを残しておけばこのような問題は無いのだと思いますが、自分の機体はパーテーションを切り直してクリーンインストールしてしまいましたので検証できていません。

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