前回紹介したカステラ屋さんのカフェのすぐとなりに、昭和の感覚満載の洋食屋さんがありました。
洋食屋こんどる
洋食屋こんどるは電車の駅では新京成線の上本郷が最寄りですが、駅から歩くとかなり遠いです。松戸市公営南部市場や工業団地が近くにあります。
店頭に展示している食品サンプルもいい感じに煤けています。店構えの数十年前の昭和の香りのするお店です。
メニュー
メニューは意外にも多種多様。ハンバーグ、ステーキ、フライ、ピザなど、洋食は一通り出してくれるようです。
店内
店内もいい感じに煤けています。
テーブルもこんな感じにこげ茶のウッドテーブルとチェア。昭和の喫茶店飯が好きだった方にはたまらない感じです。実際、ランチ時間帯、奥の方でおそらく居座っていると思われる地元のおじいさんとおばあさんがいました。
本日のランチ
ランチ時間帯は税込み605円のワイルドランチがあります。ワイルドと言っていますが、実際には脂身の少ないポークピカタとご飯と味噌汁という、実家のご飯で出てくるような家庭的な料理でした。
普通はポークピカタは脂身の付いたロース肉で作り、脂の味と肉の味を両方楽しむように作るのですが、こちらは脂身はカットオフしてあるのか、ほとんど脂身がありません。
しかし、肉はお年寄りでも噛み切れるようにとても柔らかく筋切りがしてあり、卵の衣もふわふわした食感に仕上がっています。
上にかけられたデミグラスソースは、おそらくハンバーグなどでも使われているものだと思いますが、ちょっと甘みを感じる、これぞ洋食という感じに仕上がっていました。
地元の人じゃないとなかなか行けないロケーションですが、このクオリティが605円で食べられるのは驚きです。
ちなみに、このお店の付近には、本格的担々麺が売りの成都担担面や、パキスタン料理を出すレストランや、 香港料理の店が密集していて、知られざる美食街道といった趣があります。更に天然温泉を楽しめるスーパー銭湯もありますので、誰得ではありますが少しづつ探検し、レポートしてゆきたいと思います。
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