もう、お正月も明けて、小正月も終わり、厳しい大寒となりましたが、今日の記事はお正月にしゃぶしゃぶをしようとして買い込んだ牛薄切り肉の有効活用の話です。
ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフはポピュラーな牛肉を用いた洋食ですが、出自はロシア料理のようです。
16世紀初頭にウラル地方で成功した貴族ストロガノフ家の家伝の一品であったとされるが、考案者と生まれた時代については諸説存在する
(Wikipediaより)
ハヤシライスと並んで、牛肉の薄切り肉を大量消費する料理です。
材料
牛肉 | 400g |
玉ねぎ | 1個 |
人参 | 1本 |
マッシュルーム缶詰 | 1缶 |
しめじ | 1パック |
トマト缶詰 | 1缶 |
生クリーム | 1パック(200CC) |
バター | 20g |
作り方
玉ねぎと人参は薄切りにします。
玉ねぎと人参は薄切りにして、しめじは手でほぐしてバラバラにしておきます。
牛肉に下味をつける
牛肉はこんな感じのお正月用パックの400g1000円のものです。一応和牛でした。
牛肉には予め塩胡椒をなじませて1時間ぐらい置いておきます。お好みでローリエなどの香料も一緒に入れておくと上品な香りになります。
野菜をバターで炒める
ビーフストロガノフがそれらしくなるポイントは、乳脂肪がたっぷり入っていることだと思います。ですので、野菜を炒めるときも、オリーブオイルではなく、バターを使います。ここで良い香りがつきます。
料理全般に言えることですが、調味料はちょっと贅沢にしてもそんなに材料費はかさみません。調味料に贅沢をして、メインの食材で節約すると、材料総額を抑えて、本格的な味にすることが出来ると思います。
玉ねぎと人参から炒め始め、玉ねぎが透き通ったらしめじとマッシュルームを入れます。火加減はずっとちょっと弱めの中火です。
牛肉を入れて軽く炒める
野菜に火が通ったら、牛肉を入れて軽く炒めます。肉の色が変わったらOKです。
トマトの缶詰を入れて軽く煮込む
トマトの缶詰を入れて、軽く煮込みます。トマトの缶詰を全部出すために、ワインかお酒を100CCぐらい缶に入れて中を洗い流します。
煮立ってきたら火を弱火にします。
生クリームを入れる
ここもホイップクリームではなく、生クリームを入れることで味が変わります。確かに生クリームは高いですが、味の差は値段の差以上に出ます。これは厳密にうと生クリームでは無く、ホイップクリームに分類されるようですが、乳脂肪リッチのクリームのようですので、良しとしましょう。
軽く煮込んで味を整える
ここでは一度煮立つぐらいで火を止めます。
火を止める前にコンソメや塩で味を整えます。
完成
ビーフストロガノフはトマトを入れないレシピも多いですし、人参を入れるレシピは殆どありませんが、全体の調和はちゃんと取れています。
最後に刻んだパセリを彩りにトッピングして出来上がりです。
赤ワインがよく合うおかずになりました。今回はおせち明けの最初の夕飯に作った久しぶりの洋食だったので殊更美味しかったです。
今までのレシピ記事