最近のスマホはカメラの性能が飛躍的に高くなりましたが、まだ、望遠とかマクロではデジカメを使いたい場面が有ります。
デジカメとスマホの画質の差
例えば、近所の屋上から撮ったものですが、デジカメだとこんな風に撮れますが
スマホだとこんな風に輪郭がぎざぎざになります。デジタルズームをしすぎたからです。
夕焼けがこっちのほうがきれいなのは、別の日だからです。(マーケティング的には逆だったほうが効果が見えやすくなったのですけど、このへんの詰めが甘い)
デジカメなら、月だって手持ちでこの程度は撮れます
デジカメ画像をスマホに取り込む
Eye-Fi X2を使ってWiFi経由で取り込んでいたがサービスが終わってしまった
今まではEye-FiというSDカードにWiFi機能を取り込んだカードを使っていました。データ転送はダイレクトモードと言って、SDカードから直接スマホにデータを流し込む機能があるのですが、カードやスマホの設定は、Eye-FiのWebサーバーを経由します。ところが僕が使っていたモデルのEye-Fi X2というモデルは9月でサポートが切れ、恐らくWebサーバーも止まってしまいました。この為、今までのEye-Fiカードが使えなくなってしまいました。(注:新しいモデルのEye-Fiは別のサーバーを使っているので、今でも大丈夫です。あくまで古いモデルの話)
USBカードリーダーが使える
デジカメで取った画像はパソコン経由でないと取り込めないかなと諦めていたのですが、マイクロUSBコネクタを持ったカードリーダーを発見しました。調べてみると、これを使うとスマホでSDカードのデータを取り込めるようです。これは、Android3.1/2.3.4からOTGというスマホがUSBホストになれる機能が実装されたからです。この機能があれば、カードリーダーやキーボード、マウスなどをUSB経由で接続することが出来ます。今販売されているスマホはほぼAndroid5以上ですので、基本機能としてはどの機種でも大丈夫なはずです。ちなみにiPadでもライトニングコネクタ対応のカードリーダーがあります。iOS7ぐらいからは使えるみたいですね。iPhoneではカードリーダーは使えないという記述がありました。iPhoneの方は確認して下さい。(僕はAndroidユーザーです)
購入したカードリーダー
バッファローから出ているもので、なんと600円台。SDカード、マイクロSDカード、メモリースティックの読み取りができます。
これを取り付けると、スマホ側のUSBがホストモードに切り替わり、SDカードを外部記憶装置として認識してくれるようになります。その後はQuickpicやESファイルエクスプローラーでスマホ本体にファイルを移動させればOKです。
一番上の写真もこのリーダーでスマホに取り込んだものです。
その他の画像転送方法
Eye-Fiも最新機種なら、WiFi経由での転送が可能です。
Eyefi(アイファイ)カード - WiFi内蔵カードでカメラからワイヤレス転送 | Eye-Fi Japan
東芝からもFlashAirというWiFi対応のSDカードが出ています。
コンデジでも望遠やマクロではスマホの画質を凌駕しますので、1台あると重宝しますよ。
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