今年は蜜柑はうらなりであまり出来ませんでしたが、柚子は順調で、120個ぐらい収穫できました。木に生っている間はたまに鳥に食べられますが、実が落ちなければ腐らないので、必要になったら収穫するスタイルです。結局12月に収穫可能になってから4回に分けて収穫しました。
柚子の第三回目収穫(2月)
収穫量
今年の第三回目柚子収穫はこれぐらい。30個ちょっとという感じでしょうか。一才柚子なので一個一個は小さいですが、数があるので大きなザルにいっぱいになりました。
ちなみに最初の写真はこの収穫が終わった後に撮っています。
第四回目の収穫(3月)
第四回目の最後の収穫もしました。収穫量はこんな感じ。これで残りがまばらになりました。後は庭を訪れる鳥たちに食べてもらいましょう。
この柚子で作ったものは前回と一緒で、柚子胡椒、柚子ポン酢と柚子酒です。
まずは柚子胡椒
まずは柚子胡椒。青唐辛子はアメ横で買ってきた韓国青唐辛子です。大振りなので種を抜く作業がはかどります。本当は日本の青唐辛子を使いたいところですが、日本の青唐辛子は季節となる夏から初秋にならないと八百屋に並びません。
韓国青唐辛子は、肉のハナマサでも入手することが出来ます。
青唐辛子のタネを抜く
青唐辛子は縦に二つに割って、種を抜きます。
柚子の皮をピーラーで剥く
柚子の皮はピーラーで削ぐようにして剥きます。黄色い柚子のピールだけ剥ければ良いのですが、一才柚子は小さいし、白いワタのところが柔らかいので、どうしてもワタが入ります。多少苦味が強くなる程度なので気にしないで大丈夫です。
この後、フードプロセッサーに入れますので、青唐辛子はざっくりと刻んでおきます。
せっかくなので、柚子はかなり多めとなっています。
キッチンカッターでみじん切りにする
キッチンカッターでみじん切りにして、塩を大さじ3-4位入れて更に混ぜ、瓶に詰めます。
瓶詰めにして熟成する
瓶詰めにした最初はこんな感じに唐辛子は鮮やかな緑色ですが
冷蔵庫で2週間ぐらい寝かしておくと全体にくすんだ色になります。この頃から食べられます。
身の部分はぽん酢にする
身の部分からは柚子のジュースがたっぷり採れますのでぽん酢にします。
ザルの上で実を絞る
ザルの上で実を絞ると、ザルの上に種が残ります。種を煮出すとペクチンが取れて、化粧水を作ることも出来るようですが、僕はワタと一緒に煮出して、柚子ドリンクにしてしまいます。
白だしと合わせてぽん酢にする
果汁は白だしと合わせました。塩気が足りないときには更に醤油を少量加えます。今回白だしを150CCぐらい、醤油を大さじ2位入れています。
出来上がったぽん酢は瓶に入れて冷蔵庫で保存します。常温保存はつらいですが、冷蔵庫の中なら数ヶ月は大丈夫です。
残りの柚子は柚子酒に
残りの柚子は焼酎に漬けて柚子酒にします。
今回は柚子を半分に切って漬けました。この方がエキスが早く出そうです。
2ヶ月ぐらい漬けたら実を引き上げて、身の部分は砂糖と煮てジャムにします。
1.2リットルの瓶で、4合瓶(720CC)程度の柚子酒が出来ます。
過去のゆずレシピ